週末からの今季最強寒波は日本の東に抜け、大雪の峠は越えた。しかし、依然として冬型の気圧配置が続いているため、北陸地方の山沿いを中心に雪が降っていて長野県内では交通に大きな乱れが出た。

　長野県内の積雪は午前１０時現在、野沢温泉で１５２センチ、信濃町で１３３センチとなり、長野は４６センチと平年の約５倍となっている。大雪の影響で長野電鉄は、始発から１７日午前１０時すぎまで全線で運転を見合わせ、長野駅は多くの通勤・通学客が再開を待った。

　また、長野県内は小学校１校、高校１１校で臨時休校となった。中部電力によると１７日午前１０時半現在、県内のあわせて約４６０世帯で停電が発生している。