厳しい寒さの中 酸ヶ湯温泉で凍み豆腐作り
青森市にある八甲田の酸ヶ湯温泉では、厳しい寒さの中、凍み豆腐作りが行われた。
凍み豆腐作りには、酸ヶ湯温泉の従業員15人が参加した。従業員たちは氷点下8.4℃という厳しい寒さの中、豆腐が入った容器2000個を敷地に作った干し場にかけていく。
八甲田の厳しい寒さの中で、自然に凍らせる酸ヶ湯温泉の凍み豆腐作りは20年以上前から続けられている。20日は湯治客が試食用として3日前に作った凍み豆腐を味わった。
宿泊客「高野豆腐だとすかすかした感じがあるのですが、それよりも歯ごたえが強いのですごくおいしいですね」
酸ヶ湯温泉販売課・山形太郎係長「湯葉ではないかと間違えるくらい豆の味が濃く出るので、ぜひ味わっていただきたいと思います」
凍み豆腐は21日の朝まで寒風にさらして仕上げ、税込み1個300円で3月30日から酸ヶ湯温泉で販売される。