2回凍らせる…岩出山の凍み豆腐が最盛期
宮城県で江戸時代後期から続くという、伝統の凍(し)み豆腐作りが最盛期を迎えている。
宮城県大崎市岩出山で最盛期を迎えている凍み豆腐作り。水分を抜いて切りそろえた豆腐は一度、冷凍室で凍らせ10日ほど熟成させる。そして、水で戻した後、イグサで結んでつるして再び凍らせ、冬の冷たく乾燥した空気で1週間ほど自然乾燥させると、凍み豆腐の完成。
岩出山の凍み豆腐は2回凍らせるのが特徴で、昭和30年代には110軒ほどで作られていたが、今では5軒を残すのみだという。凍み豆腐作りは来月いっぱい続くという。