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インフル患者急増も“ピークはこれから”

2017年1月27日 19:08
インフル患者急増も“ピークはこれから”

 インフルエンザの患者が、今月22日までの1週間で推計161万人に上り、全国的に急増している。

 国立感染症研究所によると、今月22日までの1週間にインフルエンザで医療機関を受診した患者は、前の週より62万人増えて全国で推計161万人になり、1医療機関あたりの患者数は28.66人になった。患者数は全ての都道府県で増え、宮崎が1医療機関あたり42.53人と最も多く、続いて、愛知、埼玉、千葉の順となっている。また、学級閉鎖などの対応をとった学校や保育所は3765か所に上った。

 全国的に患者が急増しているが、国立感染症研究所などではピークはこれからと予測していて、マスクの着用や手洗いなど予防の徹底を呼びかけている。