高齢タクシー運転手を対象に講習会~警視庁
高齢のタクシー運転手を対象に、自らが運転する様子を撮影した映像を見てもらいながら運転技能を再確認してもらおうという講習会が開かれた。
この講習会は警視庁が開いたもので、65歳以上のタクシー運転手、31人が参加した。講習会では、実際に運転する様子をビデオで撮影し、その映像を見ながら、長年の感覚による運転や思い込みがないかなどを確認した。
警視庁によると去年、都内で起きたタクシーが絡む死亡事故は12件と過去10年間で最も多く、そのうち6件が高齢のタクシー運転手によるものだったという。
また、タクシー運転手の高齢化が進んでいるということで、警視庁は今後も同じような講習会を開き、対策を進めていきたいとしている。