品川駅周辺 道路の上に大規模広場を整備へ
再開発が進む東京・品川で、品川駅周辺の人や車の往来をスムーズにするため、国土交通省は道路の上に大規模な広場を整備する方針を決めた。
品川駅の西口には現在、国道15号を挟んでホテルや映画館といった商業施設が隣接していて、1日約10万人が国道を横断している。今後、駅周辺の再開発が進むと横断者は1日25万人近くまで増える見込みで、国土交通省は3日、国道の上の空間に大規模な広場を整備すると発表した。
完成すれば人と車の交通が分離され、歩行者は道路を横断しなくても2階部分にある駅の改札から周辺の街へと移動できる。
広場には周辺10か所に点在しているバス乗り場も集約する予定で、リニア中央新幹線が開業する2027年の完成を目指すという。