辺野古沖埋め立てへ ブロック投下開始
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沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先である名護市辺野古沖の埋め立てに向け、防衛省は7日から海にコンクリートブロックの投下を始めた。
辺野古沖では7日午前9時半ごろ、大型のクレーン船が、コンクリートブロックをつり上げて、海に投下する様子が確認された。このブロックは、濁った海水の広がりを防ぐ汚濁防止用の膜を固定するためのもの。防衛省は今後、重さ11トンから14トンのブロックを200個ほど投下する予定。
膜の設置が終われば護岸の工事が始まり、海と遮断できた場所から土砂を投入し埋め立てを進めることになる。
一方、辺野古のアメリカ軍キャンプ・シュワブのゲート前では、7日も早朝から、海上工事に抗議する市民らが座り込みをしていて、排除しようとする機動隊とのもみ合いの中で、ケガ人も出ている。