小池都知事 五輪の旗を被災地・宮城へ
東京都の小池知事は9日、オリンピック・パラリンピックの旗を東日本大震災の被災地、宮城県に届けた。
開催都市に引き継がれる旗をお披露目する「フラッグツアー」が9日、宮城県庁で行われ、小学生ら約350人が集まる中、小池知事から宮城県の村井知事に旗が手渡された。
小池知事「2020年大会へ機運を県内で高めていって、復興への道、オリンピック旗、パラリンピック旗を前に立てながら先頭に立てながら、しっかりと前に進んでいっていただきたい」
旗は宮城県内の8つの市と町をまわるという。
これに先立ち小池知事は、震災で大きな被害を受けた石巻市を見渡す日和山公園を訪れ、復興の状況を視察したほか、村井知事との会談では、「観光で東京にきた人が宮城にも足を運んでもらえる様に工夫したい」と話し、今後も被災地と連携していく意向を示した。