ごみ焼却施設で3700万円相当の金銀回収 神奈川・相模原市
神奈川県相模原市のごみ焼却施設で、ごみの中から3700万円相当の金と銀が回収されました。
相模原市によりますと、市内のごみ焼却施設では、ごみを高温の砂で蒸し焼きにする焼却炉を導入しています。
この焼却炉ではごみとして捨てられた電子機器などに含まれた貴金属が燃え残り、底に砂と混じって堆積するということです。
市は去年1年間で約12トンの砂の中から、金と銀をそれぞれ約15キロずつ回収することに成功し、金と銀は合わせて3700万円相当にのぼるということです。
市はごみから回収した金と銀を売却して得た3700万円の収入について清掃工場や施設の修繕の費用に充てたいとしています。