真っ白で迫力ある回廊に…除雪作業が本格化
青森県有数の観光名所・十和田湖と青森市内を結ぶ道路で春に向けて除雪作業が本格化し、真っ白な雪の回廊が姿を現している。
ブルドーザーが雪に閉ざされていた道路を切り開き、ロータリー車が勢いよく雪を飛ばしながら真っ白な壁を削っていく。青森市と十和田湖を結ぶ八甲田・十和田ゴールドラインの除雪作業は、先月27日から始まった。ロータリー車など10台が青森市酸ヶ湯と十和田市谷地の8キロの区間を両側から掘り進めていて、青森側は約1キロの地点まで作業が進んでいる。
今年の雪の回廊の高さは平均4メートルと平年並みで、高いところでは7メートルを超えるという。除雪隊の隊員たちは真っ白で迫力のある回廊に仕上げようと、ていねいに作業を進めていた。
八甲田除雪隊・作見晃一隊長「去年より雪が多いので大変ですけれど、順調です。見に来た人が、きれいだと思うような(雪の)回廊ができればいいと思います」
八甲田・十和田ゴールドラインの除雪は今月28日に傘松峠でドッキングする。来月1日から一般車両が通行できるようになり、春の観光シーズンを迎える。