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春の園遊会 13年半ぶりに和装の雅子さま

2017年4月21日 3:21
春の園遊会 13年半ぶりに和装の雅子さま

 恒例の春の園遊会に、オリンピックのメダリストたちが出席し、皇太子妃雅子さまも13年半ぶりに和装で臨まれた。

 20日、赤坂御苑(ぎょえん)で天皇・皇后両陛下主催の春の園遊会が行われた。療養中の雅子さまは、2003年秋の園遊会以来、13年半ぶりに和装で出席し、招待客と10分ほどにこやかに歓談した後、途中で退出された。

 園遊会には、各界の功績者およそ2000人が招かれ、リオデジャネイロ・オリンピックのメダリストたちも出席した。

 ■バドミントン 高橋・松友ペア

 天皇陛下「どうも今回はおめでとう」
 2人「はい」
 高橋選手「最後まで諦めずに戦って、金メダル取れてよかったです」
 天皇陛下「ああ、本当にね、最後ずいぶん。それだけ、こう離された後をね、それを取り返したの」
 皇后陛下「非常によかったですね、本当に。よく立ち直られましたね、そこで。きつかったでしょう」

 ■卓球 福原愛選手

 天皇陛下「きょうはご主人は?」
 福原愛選手「はい、いま韓国で試合に出場しています」
 天皇陛下「ずいぶん小さい時から卓球やっておられるんでしょ?」
 福原愛選手「はい。3歳から」
 皇后陛下「時々テレビで泣いてらっしゃるところも」
 福原愛選手「お恥ずかしい…」
 皇后陛下「お幸せにね」
 福原愛選手「はい、ありがとうございます」
 天皇陛下「どうぞ元気でね。幸せに」
 福原愛選手「はい」

 また、熊本地震から1年を迎えた熊本県の蒲島知事に対しては、天皇陛下は仮設住宅の入居者の健康状態を心配し、「皆のためによろしく努めてください」と言葉をかけられた。