東京都 感染状況の警戒レベルを1段階引き下げ 4段階中、上から3番目に
東京都の新型コロナのモニタリング会議が行われ、感染状況についての警戒レベルが1段階、引き下げられました。
会議では、都内の新規感染者数の7日間平均が継続して減少しているものの、報告に現れない感染者が多数潜在している可能性があると指摘されました。これを受け、感染状況の警戒レベルは1段階引き下げられ、4段階中、上から3番目となりました。
一方、医療提供体制について、新型コロナにかかる体制は改善傾向にあるものの、一般救急への対応などで負担は長期化していると報告され、警戒レベルは引き続き、上から2番目を維持しました。
また、卒業式でのマスク着用について、専門家は「声を出す場面も限られ、感染リスクが高くないと考えられるため、感染対策を行いながらマスクを外すことはあってよい」とし、小池知事も「感染対策はしっかり行いつつ、皆の笑顔がわかる卒業式になるよう願っている」と述べました。