福島第一原発の大熊町 避難指示は徐々に解除も…いまだ半分以上で立ち入りできず
東日本大震災からあす(11日)で12年。いまだ課題が多く残る福島第一原発のある福島県大熊町から河出奈都美アナウンサーが中継で伝えます。
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いま私は、福島第一原子力発電所から2キロメートルほど離れた、避難指示が解除されている国道6号線沿いにいます。
原発事故のあと全町民避難となっていた大熊町は、2019年から徐々に避難指示が解除されました。しかし、町のおよそ半分以上がいまだ立ち入ることのできない状態なんです。私のすぐ後ろにもバリケードがあり、国の許可が無ければ入ることができません。
あす(11日)大熊町では午後2時30分から追悼式が行われます。