警察署と警備会社 特殊詐欺未然防止の覚書
警視庁の9つの警察署の署長らが一堂に会し、民間の警備会社とATMを使った特殊詐欺を未然に防ぐ覚書を締結した。
16日の締結式では、東京・品川区と大田区を管轄する9つの警察署と民間警備会社「ALSOK」がATMを使った特殊詐欺を未然に防ぐ覚書を交わした。
ALSOKは異常の知らせがあると駆けつけるなど、日常的にATMに立ち寄ることが多く、これまでにもALSOKの社員が高齢者に声をかけ振り込め詐欺を未然に防いだ事例があるという。
警視庁は民間企業と協力することで高齢者を見守る目を増やし、被害が急増する特殊詐欺の根絶を目指したいとしている。