広島市内で「ハート型のつり革」バス運行
広島市内を走るバスの数は1日約1300台だが、このうち8台に「ハート型のつり革」が取り付けられた。クリスマスシーズンに向けてムードを盛り上げる。
広島市内を走る路線バスの一つ「広島バス」。1日からの運行に向けて「ハート型のつり革」が取り付けられた。思わずカップルでつかみたくなるハート型のつり革。広島バスをはじめ、広島市内で路線バスを走らせる8社が1日からつり革の一つをハートにした車両を運行する。
マイカーの普及や人口減少で、広島県内のバスの利用者は40年余りで6割減少した。ハートのつり輪に利用者増加への期待を込める。
広島県バス協会・中村太覚さん「日頃バスに乗らない人に、つり革があることで興味を持ってもらいたい。この取り組みがバス利用者増につながれば」
ハートのつり革を取り付けた車両はわずか8台で、出会えるチャンスは0.6%。カップルでつかむと幸せになれるかもしれないバスは来年3月末まで運行予定。