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首里城正殿の再建へ「木遣行列」 国頭村で伐採された“御材木“運ぶ 沖縄

2022年11月3日 11:00
首里城正殿の再建へ「木遣行列」 国頭村で伐採された“御材木“運ぶ 沖縄

沖縄県那覇市の世界遺産「首里城」で、3年前の火災で焼失した正殿の再建工事が始まるのを前に、工事で使う材木を運ぶ「木遣行列」が行われました。

「木遣行列」は、琉球王朝時代に城を建て替えた際の祭事を再現したものです。

役割毎に異なる衣装に身を包んだ県内外からの参加者およそ130人の行列に続き、正殿の再建に使われる「御材木」が、守礼門の下までおよそ400メートルの道のりを進みました。

「御材木」は国頭村で伐採されたオキナワウラジロガシの長さ9メートル、重さ4トンの原木で、玉座の上の梁として使われるということです。

3日午後には、正殿の起工式も予定されています。