東京湾で大規模水上訓練 カラフルな放水も
防火や防災の意識を高めようと、東京湾で大規模な水上訓練が行われた。
今回で48回目となる東京消防庁の防災イベント「水の消防ページェント」は27日午前、東京・中央区の晴海ふ頭で行われた。イベントでは、水上バスで火災が起き、多くの乗客が逃げ遅れたという想定の訓練も行われ、消防艇や消防ヘリコプターが海に投げ出された乗客らを次々と救助していた。
訓練の最後にはカラフルな一斉放水が披露され、大勢の観客を沸かせた。
会場では4月に就航したばかりの大型消防救助艇「おおえど」の一般公開も行われた。
東京消防庁は、「イベントを通して、都民に防火・防災意識を高めてもらいたい」としている。