市街地にサル出没 目撃相次ぎ警戒
広島県福山市でサルの目撃情報が相次ぎ、小学生がケガをする被害も出ている。
午後3時頃、缶コーヒーを手に岩の上に座る1頭のサル…。体をかく姿は余裕さえうかがえる。
広島県福山市では4日、登校中の小学生2人がサルにひっかかれ軽いケガをした。サルはその後、行方をくらませていた。
そして、5日…。小学生がケガをした場所からほど近い地域で、またしてもサルの目撃情報が相次いだ。
目撃者「野生の動物は結構いますけど、サルは初めて見ました。やられちゃいけないと思って武器を持って見にいったら追いかけてきたんで急いで逃げました。こわかったですね」
市役所の職員がサルを発見し、あの手この手の捕獲作戦を行ったが、結局、山の中に姿を隠し見失ってしまった。
サルは体長120センチほどで、小学生にケガをさせたものと同じサルと見られている。
福山市では引き続き警戒に当たるとしている。