「塀のない刑務所」から脱走 再発防止策
愛媛県の「塀のない刑務所」から受刑者が脱走した事件を受け、法務省が再発防止策をまとめた。
今年4月に愛媛県の今治市の「塀のない刑務所」、松山刑務所大井造船作業場から受刑者が脱走した事件を受け、まとめられた再発防止策では、受刑者の尞の外壁に赤外線センサーを設置したり、出入り口に電子錠を取り付けたりするなどの警備システムの導入に加え、面接などで人間関係のトラブルを把握するとしている。
一方、受刑者にGPSを装着する案については、「開放的処遇の施設の意義にあわない」として見送った。