広島・府中町 榎川氾濫で住宅街が冠水
九州から東海にかけての記録的豪雨で、死者はこれまでに160人、行方不明者は56人に上っている。広島県では行方不明者の捜索が続く中、府中町では川が氾濫し住宅街が大規模に冠水した。
広島県の府中町で10日正午前、榎川が氾濫し、住宅街の広い範囲が冠水した。足が浸かるほどの深さになったところもあり住民たちは避難していた。
豪雨による被害は拡大しており、広島県内の死者・行方不明者は100人以上にのぼっている。行方不明者が最も多い呉市ではガレキに阻まれながら必死の捜索が続いている。
警察は11日、1000人以上の態勢で行方不明者の捜索にあたるという。