国後島・択捉島 北方領土へ墓参団が出発
去年に続き2度目となる航空機を利用した北方領土へ墓参りする一団が22日朝、中標津空港を出発した。参加者は、1泊2日の予定で国後島・択捉島の墓地を訪れる予定。
今回の墓参りには、北方領土の元島民や2世などおよそ70人が参加し、国後島と択捉島の墓地合わせて3か所を訪れる予定。
22日朝は、国後島の空港に霧がかかっていたため、飛行機が1時間遅れとなり、出発式を取りやめた。日帰りを計画していた去年は、戻る際の国後島が悪天候で、急きょサハリンなどに1泊している。
今回は高齢化する元島民の負担を軽くすることや経験を踏まえ、現地のホテルなどに1泊する計画になっていて、一行は23日昼ごろ、中標津空港に戻る予定。