“おもてなし”こそ日本ならではの暑さ対策
記録的な猛暑が続いた日本。東京オリンピックまであと2年だが、東京都がこの暑さにどんな対策を打つのだろうか。東京オリンピック・パラリンピックを担当する日本テレビ社会部・藤島幸輔記者が、暑さ対策の最前線について語る。
――藤島さん、いよいよ東京オリンピック開幕まで2年を切りました。東京都もこの暑さに色々と対策を考えているようですね?
暑さ対策は重要な課題の1つとして、東京都も様々なインフラの整備などに取り組んでいます。
ちょうど今週、東京都は“技術展”を開催しています。ぬれにくいミスト装置や屋外用のエアコンなど、企業も最新技術の開発を進めていて、こうしたものを暑さ対策として活用することを検証しています。
一方で、私が感じるのは、ハード面だけではなくソフト面での対策も重要だと思っています。最近、取材に行くと、来場者や記者に冷えたペットボトルや塩あめ、冷感グッズなどを配布する場面を多く見るようになってきました。
まさに、こうした“おもてなし”といった精神が、これから2年間でさらに広がっていけば、これこそが日本人ならではの暑さ対策と言えるのではないかと思います。
■日本テレビ社会部・藤島幸輔プロフィル
入社後、プロ野球や箱根駅伝、オリンピックなどのスポーツ中継を主に担当。その後、報道局社会部機動班で障害者スポーツなどを取材してきた。2018年2月から東京都庁、ならびに東京オリンピック・パラリンピック担当記者として日々、取材に勤しんでいる。
【the SOCIAL guestより】