秋田県由利本荘市の養鶏場で比内地鶏が死んでいるのが見つかり、県が鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ2羽が陽性となりました。県がPCR検査を進めていて、鳥インフルエンザと確認されれば比内地鶏では初めてとなります。

秋田県畜産振興課・小棚木栄作課長「高病原性鳥インフルエンザの疑い例が県内で確認されました」

秋田県によりますと、14日午前、由利本荘市にある養鶏場から比内地鶏が死んでいると県の中央家畜保健衛生所に連絡がありました。死んだ比内地鶏は9羽で、鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ、このうちの2羽が陽性となりました。

PCR検査を行い、鳥インフルエンザと確認されれば、比内地鶏では初めてとなり、県はこの養鶏場で飼育されている比内地鶏をすべて処分します。ヒヨコなどを含めて、およそ4500羽に上るということです。

なお、半径10キロ以内に、ほかに養鶏場はありません。