8月の有効求人倍率1.32倍、8か月連続で上昇 失業率も改善
8月の有効求人倍率は1.32倍で8か月連続で上昇しました。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す8月の有効求人倍率は1.32倍で、前の月より0.03ポイント上がりました。回復基調が続いていて、8か月連続の上昇です。
また、新規の求人の産業別では1年前の去年8月と比べて宿泊・飲食サービス業が51.1パーセントの増加、生活関連サービス業・娯楽業が28.9パーセントの増加などとなっています。
厚労省は、3年ぶりに行動制限のない夏休みになったことなどから、旅行の需要などが増え、宿泊やレジャーといったサービス業の新規求人が増加したとしています。
一方、総務省統計局によりますと、8月の完全失業率は前の月より0.1ポイント改善し、2.5パーセントでした。