安倍元首相“銃撃”から1週間 山上容疑者親族「母親は今でも頑張って献金をやってる」教会側の説明に反論
安倍元総理大臣が銃撃され死亡した事件から15日で1週間を迎えました。中継です。
現場近くの献花台には、事件から1週間たった15日も、花を手向ける人が列を作っています。
警察はここ数日、改めて関係先の現場検証を行うなど、供述を裏付けるため本格的な捜査を展開しています。
山上徹也容疑者は、旧統一教会の支部に、試し撃ちをしたと供述していて、奈良県警は15日、改めて支部が入る建物を検証しました。建物には、銃で撃たれたような痕が見つかっていて、警察は慎重に捜査しています。
また、山上容疑者は、「母親が旧統一教会に多額の寄付をするなどして家庭がめちゃくちゃになった」と話しています。旧統一教会側は、破産後は献金を受けていないと説明していますが、山上容疑者の親族が、これに反論しました。
山上容疑者の伯父「(母親は)優良信者じゃないですか。金額見たらわかります。破産後も行き続けているというのは本人から聞いています。統一教会の田中さん、献金受けていませんは真っ赤なウソ。本人に聞いたら今でも頑張って(献金を)やってます」
山上容疑者の母親の知人によりますと、母親は事件後、「安倍さんや家族、SPの方にも申し訳ないと話している」ということですが、教会への批判はなかったということです。