台風あす房総半島に最接近か 鉄道に影響も
強い台風13号は8日夜から9日にかけて、暴風域をともなったまま関東や東北の太平洋側に上陸するおそれがある。台風の強風域に入っている千葉・銚子市から中継。
台風が直撃するとみられる千葉・銚子市では、午前11時半現在、雨はやんでいるが、強い風がふいている。午前8時前に最大瞬間風速25メートルの暴風が観測された。これからさらに雨風が強まっていくものとみられる。また、気象庁によると、千葉県には波浪警報が出ているということで、海は白波をたてて荒れている。
銚子市によると、市内で8日午前現在、台風による被害は出ていないが、午後から自主避難所を6か所開設する予定にしている。
一方、鉄道には影響が出始めていて、台風13号の強風により、千葉県内を走る成田線は最大で30分程度の遅れが出ているという。
気象庁は、千葉県の太平洋沿岸では、今後、台風が近づくにつれて堤防を大きくこえるような高波が襲ってくるおそれがあるとして、厳重な警戒を呼びかけている。