強い台風２０号は２３日午後９時頃、強い勢力を保ったまま徳島県南部に上陸した。この後も北上を続け、西日本を縦断する見込み。西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県から現在の状況を中継で伝える。

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岡山市北区の西日本放送の前では、２時間ほど前から雨、風とも強くなってきている。

西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県の被災地では、決壊した堤防がいまだ仮復旧の状態で、台風の接近に住民は不安を募らせている。

また、沿岸部では、台風の接近が満潮の時刻と重なり、岡山港や宇野港などでは潮位が警戒潮位を超えたため、瀬戸内海沿岸の地域には避難勧告が出されている。

岡山県では、２４日の明け方までに多いところで２００ミリの雨が降る恐れがあり、厳重な警戒が必要。