広島レモン×酒、開発のきっかけとは?
日本酒を使った「スパークリングレモン酒」を開発した三宅紘一郎氏(35)。広島の瀬戸内海に浮かぶ、人口約30人の三角島で、栽培・収穫した特産のレモンを使って酒造りをしている。
また、中国・上海で日本酒を広げるマーケティング会社での経験から日本の酒を世界に発信すべく、「酒によるコミュニティー」づくりにも取り組んでいる。
――三宅さん、なぜ日本酒とレモンを使った酒を造ろうと思ったんでしょう。
Naorai(社名)は、日本各地の酒蔵が点在していて、酒蔵こそ、地域をつくる存在だと思っています。広島が日本一のレモンの産地ということで、レモンの価値を生かす酒造りがしたいと思い、三角レモンを開発しました。
――広島は、レモンはもちろん、三大酒所でもあるので、まさにすごい相性の酒だと思うのですが、三宅さん自身にも日本酒に縁があるんですよね。
親族に酒蔵が多くて、酒を何とか広めたいなという思いをもって、活動しております。
――そんな中で、酒、コミュニティーづくり、そのつながりはどう感じていますか。
Naoraiという社名がそうなんですけど、人が集うところに必ず酒は必要ですので、縦横をつなぐような存在として、酒が存在していればいいなと思います。
――実際、広島だけではなく、全国の酒蔵ともつながりがあるんですよね。
時間がある限り、日本各地の酒蔵さんもまわっています。地域の酒蔵、祭りとか、神事とかは、地域の食文化とつながっているので、見るたびに面白いなと思っています。
【the SOCIAL guestより】