東京五輪ボランティア一日1000円支給へ
今月末から募集が始まる東京オリンピック・パラリンピックのボランティアに交通費相当額として一日1000円が支給されることが決まった。
大会組織委員会は18日午後、都内で有識者によるボランティア検討委員会を開き、会場での誘導や競技運営のサポートなどを行う8万人の「大会ボランティア」について、交通費相当額として、一日あたり一律1000円を支給することを決めた。
支給は現金ではなく、オリジナルのデザインを施したプリペイドカードを渡すことが想定されていて、今後、調整を進めていくという。
また、年内にボランティアの愛称を決める方針も明らかにされた。
東京大会のボランティアをめぐっては拘束時間が長いことや、宿泊費の支給がないことから「ブラックボランティアだ」などの批判も出ていた。大会ボランティアは、東京都が募集する都市ボランティアとともに、今月26日から募集が始まる。