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探査ロボが小惑星着陸 世界初“移動探査”

2018年9月23日 7:51
探査ロボが小惑星着陸 世界初“移動探査”

JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は、小惑星探査機「はやぶさ2」から分離した探査ロボット2機が小惑星「リュウグウ」に着陸し、世界で初めて小惑星の地表面を移動しながらの探査に成功したと発表した。

JAXAによると、日本時間22日、探査ロボット「ミネルバII-1」2機が小惑星「リュウグウ」に着陸したことが確認された。

探査ロボットが小惑星の地表面を跳んで移動しながら空中でシャッターを切って撮影された写真。右下に写っているのが「リュウグウ」の地表面で、さまざまな大きさの岩石が見える。写真の右側は宇宙空間で、白い部分は太陽の光の影響だという。

探査ロボットが小惑星の地表面を移動しながらの探査に成功したのは世界初の快挙。探査ロボットから送られてくるデータなどは、来月下旬に予定されている「はやぶさ2」本体の着陸に役立てられるという。