非常に強い台風２４号は、四国など西日本の一部を暴風域に巻き込みながら進んでいる。高知・室戸市から、高知放送の高橋龍介アナウンサーが伝える。

室戸岬では、３０日午後３時３６分に、最大瞬間風速４８．７メートルを観測した。午後６時すぎ現在、雨、風ともに小康状態ではあるが、少し前には体が突き上げられるような猛烈な風が吹いていた。また、大粒の雨が激しく強く打ち付けていた。

この台風の接近に伴い、室戸市を含め１０市町村に避難勧告が出され、お年寄りなどが早めに避難していた。

また、県内では、住宅の屋根が壊れたりビニールハウスの骨組みが折れ曲がったりするなど、突風によるものとみられる被害も出ている。

午後６時すぎ現在、室戸市など高知県東部は暴風域に入っていて、今後も、人的・物的に厳重な警戒が必要。