ハロウィーン“渋谷ゴミ問題”解決なるか?
週末、各地で大にぎわいとなったハロウィーン。しかし、大勢の人が集まると出てくるのがゴミの問題です。本番を控えた中、週末の様子はどうだったのでしょうか。
週末から盛り上がりをみせた渋谷のハロウィーン。警察が警戒する中、仮装した人々が道を練り歩き楽しんでいました。一方で、毎年問題となるのがゴミ問題。こうした事態が続く中、渋谷区は今年、「異例のお願い」をしました。
渋谷区担当者「10月31日夕方6時から、次の日の11月1日朝の6時まで、アルコール瓶の販売自粛についてのお願いをさせていただいております」「ゴミを清掃するにあたっても、ガラスの破片があったりだとか、危険な状況が目に余る部分もありましたので」
販売自粛の対象となるのは、瓶に入ったビールやワイン、カクテルなど。異例ともいえる販売自粛のお願いを受け、渋谷駅周辺の各コンビニエンスストアなどでは、31日夕方6時から、次の日の11月1日朝6時までは自粛する方針だといいます。
2016年に取材した時にも、割れたワインの瓶が散乱している現場を目撃していました。どのような場所にゴミが溜まりやすいのでしょうか。4年前から、渋谷のハロウィーンの清掃活動などを行ってきた中島悠さん(ハロウィンごみゼロ大作戦事務局)に同行させてもらいました。小道に入ってみると、自動販売機の横には、飲み終わった後の空き缶やペットボトルがズラリ――
「こういう所とか、ゴミひどいです。たまる人が多いので飲んでいる缶とか、タバコの吸い殻とかやっぱり多くなりますよね」
特に瓶は、落として割れるケースや、道に転がり蹴ってしまった際に割れることも多いんだそうです。中島さんは、楽しむのはいいことですが、街を汚さず、ゴミは指定の場所に捨ててほしいと話していました。
ハロウィーン本番は、今週水曜日。各社の「アルコール瓶の販売自粛」で、渋谷の街は変わるのでしょうか。