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辺野古埋め立てに向け作業を再開 防衛省

2018年11月1日 11:54
辺野古埋め立てに向け作業を再開 防衛省

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古の海の埋め立て承認の効力が停止されたことを受け、防衛省は1日、埋め立てに向けた作業を再開した。

辺野古のアメリカ軍キャンプ・シュワブの浜辺では1日朝から、立ち入り制限海域を囲むためフロートを並べたり、船着き場を整備したりするなどの作業が始まった。国土交通相が先月30日、沖縄県による辺野古の埋め立て承認「撤回」の効力を停止させる「執行停止」を決定したことを受けたもので、防衛省は今後、数週間かけて準備を整え、埋め立て工事に入りたい考え。

これに対し、沖縄県の玉城知事は強く反発しており、「執行停止」は違法だとして、近く、国と地方の紛争を審査する国地方係争処理委員会に審査を申し出る方針。

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