ＮＨＫ札幌放送局が、オウム真理教の後継団体「アレフ」に関する取材の音声ファイルを、「アレフ」側に誤って送信していたことがわかった。

ＮＨＫによると、オウム真理教の後継団体「アレフ」の取材をしていた札幌放送局のディレクターが、住民インタビューの音声ファイルがダウンロードできるＵＲＬを、誤って「アレフ」にも送ったという。

住民インタビューは６人分で、中には、身元が特定される可能性のある内容も含まれていたという。６人のうち２人とは２日までに連絡が取れたが、残る４人は特定できておらず、「アレフ」側とも連絡が取れないという。

ＮＨＫ札幌放送局は、「事実関係を詳しく調べた上で、厳正に対処する」とコメントしている。