桜田五輪相、大会中「交通規制もあり得る」
桜田オリンピック・パラリンピック担当相は6日午後、報道各社のインタビューに応じ、東京大会の期間中の混雑緩和対策として、「最終的には交通規制を行うこともあり得る」と話した。
2年後の東京オリンピック・パラリンピック大会期間中は、都心を中心に道路や鉄道の混雑が予想されている。
政府・組織委員会・東京都は、現在の交通量を15%程度減らすことで混雑を緩和できるとしている。
これについて、桜田オリンピック・パラリンピック担当相は、「基本的には時差通勤やテレワークの推進を企業などにお願いベースで呼びかけていく」としたうえで、「最終的には大会期間中に交通規制を行うこともあり得る」と話した。
具体的にどう規制するかなどについては、「これから検討する」として、仮に規制を行う場合でも、「通常の経済活動との両立を図る」としている。
一方、5日の国会で、立憲民主党の蓮舫参院幹事長への答弁で、審議がたびたびストップしたことについては、「大会に関する政府の基本方針や予算措置については質問通告があったが、大会のビジョンやコンセプトについては質問通告がなかった」などと釈明した。