乗客の電池から煙…東北新幹線が緊急停止
9日夕方、上野駅から大宮駅へ走っていた東北新幹線の車内で、乗客のモバイルバッテリーから白煙が上がり、列車が緊急停止した。
JR東日本によると、9日午後6時前、東京発盛岡行きの東北新幹線「はやぶさ65号」が、上野駅から大宮駅へ走行中、6号車の車内から白煙が出ていることが確認され、緊急停止した。
乗客が持っていたモバイルバッテリーから発煙したということで、かけつけた車掌が消火器で消し止めたという。
列車は大宮駅まで走行した後、運転をとりやめ、乗客は後続の列車に乗り換えたという。また、警察などによると、これまでに車内にいた女性4人が、「煙を吸って気分が悪くなった」と訴え、救急搬送された。