シャンシャン“独り立ち”母親と離れ生活へ
上野動物園のジャイアントパンダ・シャンシャン。“独り立ち”に向け、13日から母親と離れた生活が始まった。
12日に1歳5か月となったシャンシャンは、これまで同様、外の運動場にいるが、同じ場所に母親・シンシンの姿はない。午前9時10分ごろに運動場にでてきたシャンシャンは、出入り口周辺をウロウロしていて落ち着かない様子がしばらく見られたが、30分ほど経つとご飯の笹やタケを与えられ、それを食べたりしていた。
上野動物園によると、野生のパンダは通常、1歳半から2歳にさしかかる時期に母親と離れて生活するようになるということで、シャンシャンもシンシンと離れて生活を始めるという。まず13日から午前中を単独で過ごし、午後や夜間はシンシンと一緒に過ごす。今後、シャンシャンの様子を見ながら徐々に親子別々の時間を増やし、12月中の“独り立ち”を目指すという。
ずっと一緒にいた母親の元を離れ、シャンシャンはどのように過ごすのだろうか。平日にもかかわらず、多くの人が詰めかけ、シャンシャンの姿を見守っている。