福知山線事故の慰霊式、来年から事故現場で
JR西日本は、福知山線脱線衝突事故の被害者説明会を開き、慰霊式を来年から初めて事故現場で執り行うことを明らかにした。
説明会には、福知山線脱線衝突事故の遺族と負傷者ら160人が出席した。JR西日本は、説明会で、毎年4月25日に尼崎市内のホールで開催している追悼慰霊式を、来年から、初めて事故現場で開くことを明らかにした。
慰霊式は、今年9月に事故現場に完成した慰霊施設『祈りの杜』に献花台やテントを設置して執り行う予定。
事故現場での開催を容認する人がいる一方で、説明会では『まだ早すぎる』『事故現場に行くのは心理的に不安だ』といった反対する声も相次いだ。