司法修習を終え、新たに任官した検事の辞令交付式が、１７日、法務省で行われ、６９人が検事としての第一歩を踏み出した。

１７日、新たに検事に任官されたのは、第７１期の検事６９人で、平均年齢は約２７歳、最年長は３８歳の男性。辞令交付式で、元検事の山下法相の訓示を受けた新任検事は、引き締まった表情をみせていた。

新任検事・喜多田有香さん（２８）「目指す検事像としては、全ての事件に全力で取り組む誠実な業務をする検事になりたい」

新任検事・大八木孝さん（３８）「被疑者、被告人、そして事件ととことん向き合う検事になりたいと思う」

新任の検事は、まず東京地方検察庁に配属されて研修を行った後、来年の４月から実際の捜査や裁判に臨む。