法務省 三菱自の技能実習計画を取り消し
技能実習の計画に沿わない形で外国人技能実習生を働かせていたとして、法務省は25日、三菱自動車に対し、計画の認定取り消しを行った。
法務省は25日、働きながら日本の技術を学ぶ「外国人技能実習生」を受け入れていた三菱自動車が、溶接の職種として技能実習計画が作成されていたにもかかわらず、実際には溶接作業を行わせていなかったとして実習生27人の計画の認定を取り消しなどの処分を行った。27人のうち24人はすでに帰国したという。
三菱自動車は、今後5年間、新たな外国人実習生を受け入れることができない。
三菱自動車は「このような不適切な運用をしてしまい、実習生を含め関係の方々におわび申し上げます」とコメントしている。
また、このほか、パナソニック、アイシン新和、ダイバリーの3社が法人として刑事罰の処分を受けたため、技能実習計画の認定取消処分を受けている。