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山下法相に対する問責決議案 否決

2018年12月7日 22:22
山下法相に対する問責決議案 否決

外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案をめぐり、野党側が提出した山下法相に対する問責決議案が与党などの反対多数で否決された。

立憲民主党・江崎孝議員「入管法改正案は、重要な部分は省令丸投げの欠陥だらけ、法案にも値はしません。その法案審議は職権の乱発。国権の最高機関である国会の権能をまるで無視し、立法府を空洞化させ、三権分立を否定する! この政府のやり方を、あなた方は許すのですか!」

自民党・元栄太一郎議員「喫緊の課題である深刻な人手不足への対応策として、入管法等の一部改正案を取りまとめ、今国会に提出し、(法相は)終始真摯(しんし)に答弁をされておりました。それにもかかわらず、提出された本問責決議案には、全く理由がないと言わざるを得ません」

野党側は、「充実した質疑を行おうという姿勢を一切見せず、不誠実極まる対応を繰り返した」として、山下法相の責任を問うたが、決議案は与党などの反対多数で否決された。

野党側はさらに、安倍首相に対する問責決議案も提出して、抵抗を続けている。

入管法改正案が成立するのは8日未明か明け方となりそうだ。

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