年末寒波の影響で、西日本を中心に初雪を観測している他、日本海側を中心に大雪となっている。引き続き、交通障害などに警戒が必要。

２７日夜から近畿地方にも雪雲が流れ込み、京都市内の金閣寺も、うっすらと雪化粧をした。２８日は、大阪、神戸、岡山、福岡などで、初雪を観測している。

一方、新潟県の山沿いでは、一時大雪警報が出されるなど、一気に雪が降り積もった。午後１時の積雪は、津南で７９センチ、湯沢で５９センチとこの冬一番の大雪となっている。

さらに山形県の大蔵村肘折では、２４時間に４６センチの雪が降り、積雪は１４５センチに達している。

２９日朝までに予想される降雪量は、北陸で８０センチ、東北で７０センチ、関東甲信で６０センチなどとなっている。北日本や北陸を中心に、強い風も続くため、大雪や吹雪による交通障害などに警戒が必要。