食材高騰で変わる給食 値上げする自治体も
子どもたちが学校で楽しみの一つ「給食」にある変化が起きている。献立の変更だけでは追いつかず、給食費の値上げに踏み切る自治体も出ているという。
食材高騰で変わる給食、神奈川県藤沢市は今年4月から公立学校全体で給食費の値上げを決めた。
2013年と比べてみると、牛乳は4%、ソフト麺は6%、野菜は26%高い価格で購入しているという。ほかにも、パンや肉9%、魚は12%高騰したため、サケがシシャモに変わった。
このほかにも品数を減らすなど、コストを抑える工夫をしてきたが…
藤沢市学校給食課・加藤理美子指導主事「現場の工夫もそろそろ限界にきているので、ご理解いただきたいということになりました」
子どもたちの栄養バランスを維持するため、4100円だった小学校の給食費は4月から4500円に値上げされた。
消費税の増税や天候不良による野菜の高騰などで、給食費の値上げを余儀なくされている自治体が全国的に増えているのが現状だ。
横浜市でも去年9月に給食費を値上げしたが…
小学生「ブロッコリーは正美さんが作った」
正美さんとは、学校に食材を届けている地元の農家さんのことで、地元の食材を使うことで、安定した食材供給が見込めるほか、給食自体の魅力を上げていきたいということだ。
【the SOCIAL viewより】