がんと診断されたら…治療にかかるお金は?
年間約100万人が新たに「がん」と診断される時代。22日夜の「深層NEWS」では、がんとお金の関係に詳しい専門家が、がんと診断された場合の医療費をどう考えればいいか解説した。
ファイナンシャルプランナー・黒田尚子氏「(がんの治療には)すごくお金がかかると思っている方が多いが、標準治療を受ける限りは、みなさんの何か保険に入っている、もしくは預貯金とかで、家計のやりくりで賄えるという方は非常に多いと思う」
日本医科大学・勝俣範之教授「今は抗がん剤も副作用を抑えることができるようになっているので、抗がん剤をやりながら仕事を続けられるような時代になってきている。仕事を続けたいという希望があれば、まずは医師に相談していただきたい」
自らもがんを経験したファイナンシャルプランナーの黒田尚子氏は、がんの治療にかかるお金の目安として、まずは100万円程度と考える必要があるとした上で、高額療養費制度や医療保険の給付金など戻ってくるお金もあると説明した。