噴火から1年 草津白根山の麓で追悼式
群馬県草津白根山の噴火から1年の23日、山の麓では、追悼式が行われた。
23日朝、現場に近いスキー場では、噴火が起きた午前10時2分にあわせ、犠牲者に黙とうがささげられた。
1年前の23日、近年、噴火がなかった本白根山が突然噴火し、スキー場で訓練をしていた陸上自衛隊の伊沢隆行さんが部下をかばった際に噴石の直撃を受けて死亡したほか、11人がケガをした。
草津白根山では、現在も火山活動の影響で、「湯釜」と「本白根山」の火口から1キロの範囲は、立ち入りが規制されている。
一方、草津町は、観光客の不安を和らげようと、火口が見えるライブカメラを新たに設置し、温泉街のバス乗り場やホームページから、山の様子を確認できるようにしている。