火災で死者急増 東京消防庁が緊急対策本部
東京都内で今年に入って火災による死者が急増していることから、東京消防庁が緊急の対策本部を設置した。
都内では今年に入って住宅火災による死者が相次いでいて、27日も日野市の一軒家で98歳の女性ら4人が死亡する火事があったばかり。
東京消防庁によると、元日から27日までの火災による死者は18人で、前年の同時期より11人も増えている。このうち、高齢者が14人と特に多くなっている。
このため、東京消防庁は29日、緊急対策推進本部を設置し、対応に当たることにした。
東京消防庁・松井晶範理事「我々の1秒は人の命に関わります。それを皆さんの部下に徹底してください」
東京消防庁は巡回を強化するとともに、住民に火の取り扱いについて注意を呼びかけていく方針。