東京消防庁が化学テロ想定訓練 五輪控え
東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、東京消防庁が化学テロを想定した訓練を行った。
訓練は、2人組の男がバスを乗っ取って東京・渋谷区の駅ビルに突っ込み、その後、劇薬がまかれたという想定で行われた。
化学テロに対応するため、マスクをした消防隊員がバスの乗客や駅ビルの地下にあるライブハウスにいた客などを救助する訓練を行った。
今回の訓練は今月1日に原宿の竹下通りで軽自動車が暴走し、多くの負傷者が出た事件が起きたことも踏まえて行われたという。
東京消防庁は東京オリンピック・パラリンピックに向けて多くの人が集まる場所でテロが起きた場合の対応力を高めたい考え。