藤井七段が敗戦 “師弟同時昇級”持ち越し
最年少プロ棋士・藤井聡太七段が師匠とそろっての昇級をかけ順位戦の対局に臨んだ。結果は2人とも敗れ、藤井七段の順位戦の連勝新記録もならなかった。
藤井聡太七段と師匠の杉本昌隆七段は5日、大阪で順位戦B級2組への師弟そろっての昇級をかけ、それぞれの対局に臨んだ。
対局は午前10時から2度の食事休憩を挟んで午後11時すぎまで行われ、藤井七段は近藤誠也五段に136手で敗れた。杉本七段も船江恒平六段に敗れ、師弟そろっての昇級は来月に持ち越しとなった。
藤井七段「師弟で(級が)上がることができれば、一番いいなという思いがあったんですけど、対局にのぞむ上では、そういうことは一切意識しないようにと思っていました」
また、藤井七段の順位戦デビュー以来の連勝記録は歴代最多タイの18でストップし、新記録達成はならなかった。