山根氏の除名処分正式決定 ボクシング連盟
日本ボクシング連盟は10日、都内で総会を開き、山根明前会長を除名処分にすることを正式に決定した。
山根前会長は、助成金の流用や過去の反社会的勢力との交友などの問題で去年8月、日本ボクシング連盟の会長職などを辞任していた。しかし、山根氏の一連の行動を問題視した連盟側は10日、総会を開いて、山根氏を除名処分とすることを提案し、3分の2以上の賛成を得て、正式に決定した。
総会に先立ち、連盟側は弁明の機会を与える内容の書類を山根氏に送ったが、未開封のまま返送されてきたという。
一方、山根氏は日本テレビの取材に対し、書類を送り返したことを認めた上で、「自分は連盟のことを認めていない。自分はもう一般市民だ。除名処分に関して言うことはない」と答えた。