小中学校への携帯電話持ち込み認可検討へ
柴山文科相は小・中学校への携帯電話の持ち込みを認める方向で検討する方針を明らかにした。
小・中学校への携帯電話の持ち込みについて、文科省は、2009年の通知で「教育活動に直接必要のないもの」として、原則禁止している。
大阪府の教育庁は18日、ことし4月から公立小中学校への携帯電話やスマートフォンの持ち込みを解禁する方針を発表した。
こうした動きを受け、柴山文科相は、一定の条件のもとで携帯電話やスマホの持ち込みを認める方向で検討する方針を明らかにした。
柴山文科相「学校を取り巻く社会環境や児童生徒の状況の変化を踏まえ、(2009年の通知について)見直しにかかる検討を進めてまいりたい」
文科省は、携帯電話をめぐる状況が通知を出した10年前とは大きく変わり、「時代に合っていないとの見方もある」などとしている。